第17問
標準時間の設定に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答 群から選べ。 a 作業を遂行するために必要と認められる遅れの時間が余裕時間で、観測時間に 占める余裕時間の割合が余裕率である。 b 正常なペースと観測対象作業のペースを比較してレイティング係数を求め、ス トップウオッチを用いて観測された観測時間の代表値をレイティング係数で割る ことによって正味時間を求める。 c PTS 法では、人間の作業を基本動作に分解し、その基本動作の性質と条件に 応じてあらかじめ決められた時間値を組み合わせて作業の標準時間を算出する。 d その仕事に適性をもち習熟した作業者が、所定の作業条件のもとで、必要な余 裕をもち、正常な作業ペースによって仕事を遂行するために必要とされる時間が 標準時間である。
- ア aとb
- イ aとc
- ウ aとd
- エ bとc
- オ cとd
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正解:オ
解答:オ(cとd)
標準時間=正味時間+余裕時間、正味時間=観測時間の代表値×レイティング係数、という定義関係の正誤を問う。
- a(×):余裕率は「正味時間(または標準時間)に占める余裕時間の割合」として定義される(外掛け法/内掛け法)。「観測時間に占める割合」とする記述は不正確で誤り。
- b(×):正味時間は観測時間の代表値に「レイティング係数を掛ける」(正味時間=観測時間×レイティング係数/100)。「割る」は誤り。
- c(○):PTS法は人間の作業を基本動作に分解し、各基本動作の性質・条件に応じて定められた時間値を組み合わせて時間を求める手法で、正しい。
- d(○):標準時間の定義(適性を持ち習熟した作業者が、所定条件・正常ペース・必要な余裕のもとで仕事を遂行するのに必要な時間)どおりで正しい。
正しいのはcとd。
よって オ。