財務・会計 H29年度 第5問

第5問

企業会計原則に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 会計処理の原則および手続きを毎期継続して適用し、みだりに変更してはなら ない。
  2. 株主総会提出のため、信用目的のため、租税目的のためなど種々の目的のため に異なる形式の財務諸表を作成してはならない。
  3. すべての費用および収益は、その支出および収入の時点において認識し、損益 計算書に計上しなければならない。
  4. 予測される将来の危険に備えて、合理的な見積額を上回る費用を計上すること は、保守的な会計処理として認められる。
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:ア

企業会計原則(一般原則)の正確な理解を問う問題。

  • ア(○):継続性の原則そのもの。採用した会計処理の原則・手続きは毎期継続して適用し、みだりに変更してはならない。
  • イ(×):単一性の原則は「目的に応じて異なる形式の財務諸表を作成すること(形式多元)」を認めている。ただし基礎となる会計記録は同一(実質一元)でなければならない。「作成してはならない」は誤り。
  • ウ(×):発生主義の原則に反する。費用・収益は支出・収入の時点(現金主義)ではなく、発生の事実に基づいて期間帰属を決める。
  • エ(×):保守主義の原則は認められるが、「合理的な見積額を上回る費用計上」など過度な保守主義(秘密積立金の計上等)は真実性の原則に反し認められない。

よって

#財務諸表・会計基準

← 財務・会計の一覧へ戻る