第3問
製品開発・製品設計に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア 下流工程での問題を可能な限り上流で防止し、短い設計納期を実現するため に、バリューエンジニアリングを取り入れることが有効である。
- イ 試作品製作は製品開発プロセスの中でも重要な位置を占めており、試作時の製 作方法や加工条件から、量産時の工程編成における重要な情報を得ることが可能 である。
- ウ 新製品の設計段階でデザインレビューを活用する際には、設計構造の矛盾や誤 りを排除することに重点がおかれるため、設計の熟練者がレビューアとなること が有効である。
- エ モジュール設計の考え方を取り入れると、生産工程の合理化・簡素化が期待で きるが、設計に問題が発生した場合にその影響が大きいというデメリットもあ る。
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正解:ア
解答:ア
「最も不適切」型。正解は誤った記述を選ぶ。
- ア(×・正解):下流工程の問題を上流で防止し短い設計納期を実現する手法はコンカレントエンジニアリングやフロントローディング、DR等。バリューエンジニアリング(VE)は「価値=機能÷コスト」を高めるコスト・機能分析の手法であり、設計納期短縮を主目的とする手法ではない。記述が不適切。
- イ(○):試作品製作は製作方法・加工条件の検証を通じ、量産時の工程編成に有用な情報を与える。正しい。
- ウ(○):デザインレビュー(DR)は設計内容の矛盾・誤りを排除するため、熟練者が多面的にレビューすることが有効。正しい。
- エ(○):モジュール設計は工程の合理化・簡素化に有効だが、共通モジュールに問題が生じると影響範囲が広いというデメリットがある。正しい。
よって最も不適切な ア。