第14問
組織構造のデザインに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 異なったタスクを組み合わせて、顧客に提供するサービスとしてまとめる方法 を、機能部門化という。
- イ 指揮命令系統は、組織のトップからロアーに至る権限の系統であるが、組織横 断的なコミュニケーションを可能にする情報ネットワーク技術の発展によって、 指揮命令系統は組織デザインの要素としては必須ではなくなっている。
- ウ 仕事を細かく分割された作業ルーティンとしてではなく、トータルなプロセス として任せるように割り当てることを、職務の専門化という。
- エ 職務の標準業務手続きの公式化が進むほど、職務の進め方に対する個人の自由 裁量は小さくなる。
- オ 組織の頂点に意思決定を集中する度合いとして集権化と分権化が決められ、集 権化するほど環境変化への対応力を高めることができ、分権化するほど迅速な組 織的な行動が可能になる。 DKJC-1C
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正解:エ
解答:エ
組織構造設計の基本要素(部門化、指揮命令系統、職務専門化、公式化、集権・分権)の用語と定義を正確に問う。
- ア(×):顧客に提供するサービスとして異なるタスクをまとめるのは「顧客別部門化」等であり、「機能部門化」ではない。機能部門化は職能(製造・販売・財務等)で括る方法。
- イ(×):指揮命令系統は組織デザインの基本要素であり、情報ネットワーク技術が発展しても「必須ではなくなった」とは言えない。記述は不適切。
- ウ(×):仕事をトータルなプロセスとして任せるのは職務拡大・職務充実の方向であり、「職務の専門化」ではない。専門化はむしろ細分化された作業に分けること。
- エ(○):標準業務手続きの公式化が進むほど、職務の進め方に対する個人の自由裁量は小さくなる。公式化の定義どおりで妥当。
- オ(×):一般に分権化するほど環境変化への迅速な対応力が高まり、集権化するほど統制が利く。記述は集権・分権の効果が逆で誤り。
よって エ。