第6問
原価計算基準上の原価に関する記述として最も適切なものはどれか。
- ア 原価には盗難による損失も含められる。
- イ 財務諸表の表示上、全部原価のみが認められている。
- ウ 実際原価は実際に発生した原価であって、予定価格が使われることはない。
- エ 総原価とは製造原価の合計額のことをいう。 DKJC-1B
▼ 解答・解説を見る
正解:イ
解答:イ
原価計算基準では、原価は「正常な状態のもとで発生する財貨・用役の消費」であり、異常な状態に基づく価値の減少(非原価項目)は原価に含めない。実際原価計算でも、消費量は実際だが消費価格に予定価格を用いることが認められる。総原価は製造原価に販売費及び一般管理費を加えたものをいう。
- ア(×):盗難による損失は異常な原因によるもので非原価項目。原価には含めない。
- イ(○):財務諸表(制度会計)の表示上は全部原価計算のみが認められ、直接原価計算は外部報告には用いない。
- ウ(×):実際原価計算でも消費価格に予定価格を用いることができる。実際原価=実際消費量×(実際または予定)価格。
- エ(×):総原価は製造原価に販売費及び一般管理費を加えた額であり、製造原価のみではない。
よって イ。