第24問
商品の需要量を予測する時系列モデルにはいくつかのものがある。これらに関す る記述として最も適切なものはどれか。
- ア ARMA モデルは、自己回帰モデルと移動平均モデルを組み合わせたものであ る。
- イ 指数平滑法は、自己回帰モデルと物価指数による単回帰モデルを組み合わせた ものである。
- ウ バスモデルでは、t 期の売上はその期の購入者数に比例して発生するとして計 算する。
- エ バスモデルでは、イノベータとは消費者のうち製品を初期に購入する2.5 %の 層のことである。 DKJC-1F
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正解:ア
解答:ア
需要予測の時系列モデル(ARMA、指数平滑法、バスモデル)に関する知識を問う。
- ア(○):ARMAモデル(AutoRegressive Moving Average)は、自己回帰(AR)モデルと移動平均(MA)モデルを組み合わせたもの。正しい。
- イ(×):指数平滑法は、過去の実測値と予測値を指数的に重み付けして次期を予測する手法であり、「自己回帰モデルと物価指数による単回帰モデルの組み合わせ」ではない。
- ウ(×):バスモデルは、新製品の普及を「まだ購入していない潜在顧客」に対するイノベーション効果と模倣効果で説明するモデル。t期の売上が「その期の購入者数に比例して発生する」という説明は不正確。
- エ(×):バスモデルの普及理論で「初期に購入する2.5%の層」はイノベータと呼ばれるが、これはロジャースのイノベーション普及理論(採用者カテゴリー)の定義であり、バスモデルの構成要素としての説明としては不適切。なお採用者カテゴリーでイノベータを2.5%とする点自体は普及理論の数値。本問では他を踏まえアが最も適切。
よって ア。