第5問
種類の財)A 財とB 財を用いて、物価指数を計算する。これらの財の数量と 単位当たりの価格は、基準年と比較年でそれぞれ以下の表のとおりであった。基準 年の物価指数を100 とした場合、比較年の物価指数として最も適切なものを下記の 解答群から選べ。 10 価格 基準年 B 財 価格 数量 10 10 A 財 数量 10 11 11 比較年 V解答群X
- ア ラスパイレス指数では99、パーシェ指数では100
- イ ラスパイレス指数では99、パーシェ指数でも99
- ウ ラスパイレス指数では100、パーシェ指数では99
- エ ラスパイレス指数では100、パーシェ指数でも100 DKJC-1A
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正解:ウ
解答:ウ
物価指数の代表的な算式の理解を問う問題。
- ラスパイレス指数 =(比較年価格×基準年数量の合計)÷(基準年価格×基準年数量の合計)×100。ウェイトに基準年の数量を用いる。
- パーシェ指数 =(比較年価格×比較年数量の合計)÷(基準年価格×比較年数量の合計)×100。ウェイトに比較年の数量を用いる。
本問の表では、価格が据え置かれた財(数量が増加)と価格が上昇した財(数量が減少)が組み合わされている。価格が上がった財ほど数量が減るという代替が起きているため、比較年の数量をウェイトとするパーシェ指数は、基準年数量をウェイトとするラスパイレス指数より低めに出る。計算するとラスパイレス指数=100、パーシェ指数=99 となる。
- ア(×):ラスパイレス指数を99 としている点が誤り。基準年数量で評価すると100になる。
- イ(×):ラスパイレス指数99、パーシェ指数99 はいずれも値が合わない。
- ウ(○):ラスパイレス指数100、パーシェ指数99。両指数の算式どおりに計算した値と一致する。一般にパーシェ≦ラスパイレスとなる関係とも整合する。
- エ(×):パーシェ指数を100 としている点が誤り。数量代替を反映して99 になる。
よって ウ。