経済学・経済政策 H26年度 第18問

第18問

下図は、完全競争下の企業の総費用曲線と総収入曲線を示したものである。この 図に基づいて利潤曲線を描いたものとして最も適切なものを下記の解答群から選 べ。 DKJC-1A 18 V解答群X イ 利潤 生産量 利潤曲線 0 ウ 利潤 生産量 利潤曲線 0 オ 利潤 生産量 利潤曲線 0 エ 利潤 生産量 利潤曲線

第18問の図
  1. 利潤 生産量 利潤曲線 DKJC-1A
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正解:

解答:ウ

〔図の確認〕総収入曲線TRは原点から右上がりの直線(価格一定の完全競争)。総費用曲線TCは縦軸の正の値(固定費用)から始まるS字型で、はじめは緩やか、途中から急に立ち上がる。利潤=TR−TCを考える。

  • 生産量0:TR=0、TC=固定費用>0 → 利潤はマイナス(縦軸切片が負)。
  • TCがTRを下から上に追い越す前(左側の交点まで):TC>TRで利潤マイナス。
  • 2本の交点(損益分岐点)の間:TR>TCで利潤プラス。利潤はTRとTCの傾きが等しくなる点(MR=MC)で最大。
  • 右側の交点を越えると再びTC>TRで利潤マイナス。

したがって利潤曲線は、縦軸の負の値(−固定費用)から始まり、いったん上昇して途中で最大(山)を作った後に再び下降する、上に凸の山型の曲線となる。これに該当するのが選択肢ウ。

  • ア・イ・エ・オ(×):縦軸切片が0または正から始まるもの、単調増加・単調減少するもの、山型でないものなどは、上記の「負の切片から始まり山型で最大値をもつ」利潤曲線の形状と一致しないため誤り。
  • ウ(○):負の切片から出発し、損益分岐点でゼロを横切ってプラスに転じ、MR=MCで最大となった後に下降する山型の利潤曲線。完全競争企業の利潤曲線として正しい。

よって

#生産者理論・費用

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