第15問
下図には、予算制約線A と予算制約線B および、これらの予算制約線上にある a,b,c,d,e というつの点が描かれている。ある合理的な消費者にとって最も 高い効用をもたらすのは、予算制約線A 上ならば点c であり、予算制約線B 上な らば点d であることがわかっている。この図の説明として最も適切なものを下記 の解答群から選べ。
- ア 図中に点c より効用が高い点はない。
- イ 図中で点c より効用が高い点は、点a と点e である。
- ウ 図中で点d より効用が高い点は、点c である。
- エ 図中に点d より効用が高い点はない。 DKJC-1A
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正解:エ
解答:エ
〔図の確認〕予算制約線A(急な直線)上には点a・c・eがあり、予算制約線B(緩やかな直線)上には点b・c・dがある。2本の制約線は点cで交わる。設問より、A上で最も効用が高いのは点c、B上で最も効用が高いのは点dである。 これを効用の大小に整理すると、 A上の最適:U(c) ≧ U(a)、U(e) B上の最適:U(d) ≧ U(b)、U(c) よって U(d) ≧ U(c) ≧ U(a)・U(e)、かつ U(d) ≧ U(b)。すなわち5点の中で点dの効用が最も高い。
- ア(×):A上では点cが最適だが、B上の最適点dの方が効用は高い(U(d)≧U(c))。「点cより効用が高い点はない」は誤り。
- イ(×):点aと点eはA上で点cより効用が低い(点cがA上の最適)。「点cより効用が高い」とするのは誤り。
- ウ(×):点dはB上の最適点で U(d)≧U(c)。点cが点dより効用が高いとするのは誤り。
- エ(○):上の関係から点dが5点中で最も効用が高く、点dより効用が高い点は図中に存在しない。正しい。
よって エ。