第10問
著作権法に関する記述として最も適切なものはどれか。
- ア ゴーストライターが自らの創作に係る著作物を他人名義で出版することに同意 した場合、そのゴーストライターは、その著作物の著作者とはならない。
- イ 小学校の教科書に小説を掲載する際に、難解な漢字をひらがな表記に変更する 行為は、同一性保持権の侵害となる。
- ウ 著作権者の許諾なく、スーパーマーケットで、BGM としてCD の音楽を流す ことは、演奏権の侵害となる。
- エ 著作者人格権は、その全部又は一部を譲渡することができる。 DKJC-1E
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕著作権法(著作者・著作者人格権・支分権)に関する問題。
- ア(×):著作者は現実に著作物を創作した者をいう(著作権法2条1項2号)。ゴーストライターが自ら創作した以上、他人名義で出版することに同意しても、創作者であるゴーストライターが著作者となる(名義は著作者性を左右しない)。著作者とならないとする本記述は誤り。
- イ(×):学校教育の目的上、教科書掲載に際し難解な漢字をひらがなに改める等は、用字・用語の変更として同一性保持権の例外(著作権法20条2項1号等)が認められ、同一性保持権侵害とならない。侵害となるとする本記述は誤り。
- ウ(○):著作権者の許諾なく、店舗でBGMとしてCDの音楽を公衆に聞かせる目的で流すことは、演奏権(公の演奏。再生も含む)の侵害となる。正しい。
- エ(×):著作者人格権は著作者の一身に専属し、譲渡することができない(著作権法59条)。全部又は一部を譲渡できるとする本記述は誤り。
よって ウ。