第2問
剰余金の処分において、株主に対して配当金2,000 千円を支払うことを決定し た。以下の資料に基づいて、会社法に従うとき積み立てるべき利益準備金の最低額 はいくらか。最も適切なものを下記の解答群から選べ。 資 料 資 本 金 15,000 千円 資本準備金 2,200 千円 利益準備金 1,500 千円)既積立額) V解答群X
- ア 0 千円
- イ 50 千円
- ウ 200 千円
- エ 250 千円 DKJC-1B
▼ 解答・解説を見る
正解:イ
解答:イ
会社法では、配当時に「配当額の1/10」を準備金として積み立てる必要があるが、資本準備金と利益準備金の合計が「資本金の1/4」に達するまでが上限となる(会社法445条4項、会社計算規則22条)。両者の小さい方が最低積立額。
-
配当額の1/10:2,000千円 × 1/10 = 200千円
-
積立の上限(資本金の1/4までの不足額):
- 資本金の1/4 = 15,000 × 1/4 = 3,750千円
- 既積立額の合計 = 資本準備金2,200 + 利益準備金1,500 = 3,700千円
- 不足額 = 3,750 - 3,700 = 50千円
-
最低積立額 = min(200, 50)= 50千円
-
ア(×):0千円。まだ1/4の枠に50千円の余裕があるため積立は必要。
-
イ(○):50千円。上限規制により積立額は50千円に抑えられる。正しい。
-
ウ(×):200千円。1/4の枠を超えるため、ここまでは積み立てない。
-
エ(×):250千円。根拠なし。
よって イ。