運営管理 H25年度 第32問

第32問

ある店舗では、日々の売上に大きな変動がなく、需要予測の精度が比較的高い定 番商品について、店頭欠品を防ぐために基準在庫を設定したうえで、発注業務を行 っている。この店舗で取引先と発注・納品のスケジュールに関する条件を見直す 際、発注頻度や発注から納品までのリードタイムを変更したときの影響に関する記 述として、最も適切なものはどれか。

  1. 発注頻度は変えずに、リードタイムを日から日に変更した場合、基準在庫 を変更前の倍にすることが必要である。
  2. 発注頻度を週回から週 回に変更し、リードタイムを日から日に変更し た場合、基準在庫を変更前の半分に減らしても店頭の欠品が増えることはない。
  3. リードタイムは変えずに、発注頻度を週 回から週回に変更した場合、基準 在庫を変更前より減らすことができる。
  4. リードタイムは変えずに、発注頻度を週回から週 回に変更した場合、変更 前の基準在庫を維持すれば店頭の欠品を防ぐことができる。 DKJC-1D
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正解:

解答:ウ

〔リード〕定期発注(補充発注)における基準在庫は、おおむね「(発注間隔+リードタイム)期間中の需要量+安全在庫」でカバーする必要がある。発注頻度を高める(発注間隔を短くする)ほど、また、リードタイムを短くするほど、必要な基準在庫は小さくできる。逆の場合は基準在庫を増やす必要がある。「最も適切なもの」を選ぶ。

  • ア(×):発注頻度を変えずリードタイムを延ばした場合、基準在庫は増やす必要があるが、必要量はリードタイム増加分に対応するだけで、単純に「2倍にすることが必要」とは限らない。記述が不適切。
  • イ(×):発注頻度を増やせば基準在庫は減らせるが、同時にリードタイムを延ばすと必要在庫は増える方向に働く。両者の効果は相殺・打ち消し合うため、「半分に減らしても欠品が増えない」と断定できない。不適切。
  • ウ(○):リードタイムを変えず発注頻度を高める(発注間隔を短くする)と、1回の発注でカバーすべき期間が短くなるため、基準在庫を変更前より減らすことができる。適切。
  • エ(×):リードタイムを変えず発注頻度を下げる(発注間隔を長くする)と、カバー期間が長くなるため基準在庫は増やす必要がある。従来の基準在庫を維持するだけでは欠品を防げない。不適切。

よって

#資材・在庫管理#店舗管理・施設

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