第8問
需要量が多く、市場が安定している製品の組立を行う生産方式を決定することに 関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア 製品の組立作業に必要な設備の多くが高価であるので、一人生産方式を採用す ることにした。
- イ 製品の組立作業要素の数が多く複雑であるので、ライン生産方式を採用するこ とにした。
- ウ 製品の組立作業要素の数は少ないが作業者の作業時間変動が大きいので、一人 生産方式を採用することにした。
- エ 製品の組立作業要素の数が少なく効率の高いライン編成ができないので、一人 生産方式を採用することにした。
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正解:ア
解答:ア
需要量が多く市場が安定している製品の組立に適した生産方式(ライン生産方式と一人生産方式=セル生産の一形態)の選択を問う。一人生産方式は各作業者が全工程を担当するため、必要な設備一式を作業者ごとに用意する必要がある。
- ア(×):組立設備の多くが高価な場合、一人生産方式では高価な設備を作業者数だけ重複して用意せねばならず投資が過大になる。設備を工程間で共用できるライン生産方式が適する。一人生産方式の採用は不適切で、これが最も不適切。
- イ(○):作業要素の数が多く複雑な場合、工程を細分化して各ステーションに割り付け流れ作業化するライン生産方式が適しており妥当。
- ウ(○):作業者の作業時間変動が大きいと、ラインでは変動が後工程に波及しライン全体の能率を落とす。各作業者が独立して作業する一人生産方式の採用は妥当。
- エ(○):作業要素が少なく効率の高いライン編成(ラインバランシング)が困難な場合は、ライン化のメリットが小さいため一人生産方式の採用は妥当。
よって ア。