中小企業経営・中小企業政策 H25年度 第14問

第14問

東日本大震災を契機として、従業員の生命と会社の財産を守るために、中小企業 においてもBCP(事業継続計画)の重要性が改めて認識された。中小企業庁「中小企 業BCP ガイド(2008 年月)」におけるBCP 策定に当たってのポイントに関する記 述として、最も適切なものはどれか。

  1. 緊急時には不測の事態が発生するため目標復旧時間の設定は避けること。
  2. 現場感覚、ボトムアップが重要であることから従業員に策定を任せること。
  3. すべての事業の継続、同時復旧を目指して幅広く計画を立案すること。
  4. 取引先とあらかじめ計画について協議しておくこと。 DKJC-1G
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:エ

中小企業庁「中小企業BCPガイド」におけるBCP(事業継続計画)策定のポイントを問う。BCPでは、限られた経営資源の中で「中核事業」を絞り込み、「目標復旧時間」を設定し、経営者主導でトップダウンに策定し、取引先等の関係者とも事前に連携・協議しておくことが重要とされる。

  • ア(×):目標復旧時間の設定を避ける、は誤り。BCPでは目標復旧時間(RTO)の設定が中核的要素。
  • イ(×):従業員に策定を任せる、は誤り。BCPは経営者が責任を持って主導すべきもの。
  • ウ(×):すべての事業の継続・同時復旧を目指す、は誤り。限られた資源で中核事業に絞って優先順位をつけるのが基本。
  • エ(○):取引先とあらかじめ計画について協議しておく。サプライチェーン全体での事業継続のため、取引先との事前連携が重要というガイドの方針に合致。

よって

← 中小企業経営・中小企業政策の一覧へ戻る