経営情報システム H24年度 第7問

第7問

スマートフォンなどの多様な携帯端末機器の発達は、顧客にとっても、サービス を提供する事業者にとっても、多様な情報を迅速かつ場所を選ばず検索、照会、処 理、発信できるというメリットを享受可能にしている。 ある中小製造企業は、製品を自社ウェブサイトで広告し、自社製造工程での受注 製品の製造プロセスおよび発送プロセスの進捗状況を、顧客に知らせることができ るシステムを構築したいと望んでいる。また進捗状況が許す範囲内で、製品仕様の 変更や送り先の変更などができるシステムとしたいと望んでいる。 このシステム構築に関する記述として最も適切なものはどれか。

  1. 顧客が送り先の変更を携帯端末で行えるようにするには、送り先の変更処理を バッチ処理方式にする必要がある。
  2. 顧客の携帯端末からの照会要求に対して、即座に製造プロセスの進捗状況を知 らせるには、照会要求処理をリアルタイム処理方式にする必要がある。
  3. 顧客の携帯端末で自社サーバに接続できるようにするには、VPN と呼ばれる ネットワークの接続形態が必要である。
  4. スマートフォンから自社ウェブサイトを閲覧可能にするためには、この中小製 造企業はそのための専用アプリケーションを開発し、顧客はそれをダウンロード してインストールする必要がある。 DKJC-1F
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:イ

〔リード〕携帯端末から進捗照会・仕様変更ができるシステム構築の適否判定。

  • ア(×):バッチ処理は一定量をまとめて後で処理する方式で、即時反映が必要な送り先変更には不向き。携帯端末からの即時変更にはむしろオンライン・リアルタイム処理が適する。記述は誤り。
  • イ(○):照会要求に対して即座に進捗状況を返すには、要求のたびにその場で処理・応答するリアルタイム処理方式が適切。記述は正しい。
  • ウ(×):VPN(Virtual Private Network)は拠点間などを安全に接続する仮想専用網で、不特定の顧客がウェブサイトを閲覧・照会するために必須ではない。一般顧客はインターネット経由(HTTPS等)で接続でき、VPNが必要との記述は誤り。
  • エ(×):スマートフォンからウェブサイトを閲覧するには標準のウェブブラウザで足り、専用アプリの開発・配布は必須ではない。記述は誤り。

よって

#ネットワーク#Web・インターネット

← 経営情報システムの一覧へ戻る