中小企業経営・中小企業政策 H24年度 第8問

第8問

日本の製造業では伝統的に製品の企画・開発から生産、販売を垂直的に手掛ける 企業が多いが、近年製造業を取り巻く環境の変化を受けて、世界規模で見れば、 EMS(Electronics Manufacturing Service)やODM(Original Design Manufacturer) と呼ばれる新たな業態が出現している。EMS とODM の説明として、最も適切な ものはどれか。

  1. EMS とは、自社ブランドで電子機器の生産のみを手掛ける業態である。
  2. EMS とは、自社ブランドで電子機器の設計、開発から生産までを手掛ける業 態である。
  3. ODM とは、相手先ブランドで製品の生産のみを手掛ける業態である。
  4. ODM とは、相手先ブランドで製品の設計、開発を手掛ける業態である。
  5. ODM とは、自社ブランドで製品の設計、開発を手掛ける業態である。
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正解:

解答:エ

〔リード〕EMS(Electronics Manufacturing Service)は、他社(相手先)ブランドの電子機器の生産・製造を受託する業態(自社ブランドは持たない)。ODM(Original Design Manufacturer)は、相手先ブランドの製品について設計・開発から受託する業態である。

  • ア(×):EMSを「自社ブランドで生産のみ」とするが、EMSは相手先ブランド製品の受託生産であり自社ブランドではないため誤り。
  • イ(×):EMSを「自社ブランドで設計・開発から生産まで」とするが、EMSは自社ブランドも設計・開発も行わないため誤り。
  • ウ(×):ODMを「相手先ブランドで生産のみ」とするが、ODMは設計・開発まで担う点が特徴であり、生産のみとするのは誤り(それはEMSに近い)。
  • エ(○):ODMとは、相手先ブランドで製品の設計・開発を手掛ける業態である。ODMの定義に合致し正しい。
  • オ(×):ODMを「自社ブランドで設計・開発」とするが、ODMは相手先ブランド向けであり誤り。

よって

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