第19問
ギッフェン財の特徴として最も適切なものはどれか。なお、当該財の価格が下落 した場合を想定する。
- ア ギッフェン財は下級財であり、代替効果に伴う消費の増加分が所得効果に伴う 消費の減少分を下回る。
- イ ギッフェン財は下級財であり、代替効果に伴う消費の減少分が所得効果に伴う 消費の増加分を上回る。
- ウ ギッフェン財は上級財であり、代替効果と所得効果によって消費の増加が生じ る。
- エ ギッフェン財は上級財であり、代替効果に伴う消費の増加分が所得効果に伴う 消費の減少分を下回る。
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正解:ア
解答:ア
〔リード〕ギッフェン財は下級財(劣等財)の極端な例で、価格が下落したときに消費量がかえって減少する財。価格下落時の効果を分解すると、代替効果は必ず消費を増やす方向に働くが、下級財では所得効果が消費を減らす方向に働く。ギッフェン財ではこの所得効果(減少)が代替効果(増加)を上回るため、全体として消費が減少する。
- ア(○):ギッフェン財は下級財であり、価格下落時、代替効果に伴う消費の増加分が所得効果に伴う消費の減少分を「下回る」。その結果、差し引きで消費は減少する。正しい。
- イ(×):価格が下落した場合、代替効果は消費を「増加」させる方向であって減少ではない。代替効果を「減少分」、所得効果を「増加分」とする符号づけが逆で誤り。
- ウ(×):ギッフェン財は上級財ではなく下級財であり、誤り。
- エ(×):同様に「上級財」とする点が誤り。
よって ア。