第24問
破断強度を調べるために在庫している銅線をサンプル調査し、10個のデータを 得て、平均値の区間推定を行った。以下のうちで最も適切なものはどれか。
- ア 自由度を10として計算する。
- イ 信頼係数95%で区間を求める場合、区間は-1.96σ から+1.96σ の範囲であ る。
- ウ 推定には、標準正規分布を使う。
- エ 母集団分布は正規分布を仮定する。
▼ 解答・解説を見る
正解:エ
解答:エ
〔小標本(n=10)による母平均の区間推定を問う問題〕
母分散が未知で標本サイズが小さい(n=10)場合の母平均の区間推定は、母集団が正規分布に従うと仮定し、自由度n−1(=9)のt分布を用いる。
- ア(×):t分布の自由度は標本サイズ−1=10−1=9であり、10ではない。
- イ(×):±1.96σ(標準正規分布の95%区間)は母分散既知・大標本のときの形。本問は母分散未知の小標本なのでt分布を用い、係数も1.96ではない。また区間は標準偏差σではなく標準誤差(σ/√n)に基づく。
- ウ(×):母分散未知・小標本の推定には標準正規分布(z)ではなくt分布を使う。
- エ(○):区間推定の前提として母集団分布は正規分布を仮定する。記述は正しい。
よって エ。