第13問
IS(Information System)の利用において、企業内で「経営層」、「IS 部門」、「IS 活 用部門」 (すなわちユーザ)それぞれの果たすべき役割が明確でないと、IS の企画・ 計画等を担当する要員が、開発・運用を担当する要員に比べて手薄になる場合があ る。この結果起こり得る問題として、最も適切なものはどれか。
- ア IT ガバナンス機能の不在
- イ 開発プロジェクトの失敗
- ウ 経営戦略とIT 戦略のギャップ
- エ システム処理能力の不足 ― 12― ◇M6(688―144)
▼ 解答・解説を見る
正解:ウ
解答:ウ
〔IS企画・計画要員が手薄なときに起こる問題を問う問題〕
ISの「企画・計画」は経営戦略を情報戦略へ落とし込む上流工程。ここを担う要員が、開発・運用要員に比べて手薄になると、経営の意図がIT施策に正しく反映されず、経営戦略とIT戦略の間にギャップが生じる。
- ア(×):ITガバナンス機能の不在は経営層の統制・関与の問題であり、企画・計画要員の手薄さが直接もたらす結果とまでは言えない。
- イ(×):開発プロジェクトの失敗は開発・運用段階の問題で、企画・計画要員の不足が直接の原因として最も適切とは言えない。
- ウ(○):企画・計画(ISを経営戦略に整合させる役割)が手薄だと、経営戦略とIT戦略のギャップが生じる。最も適切。
- エ(×):システム処理能力の不足は技術・運用面の問題で、企画・計画要員の手薄さの帰結としては最も適切でない。
よって ウ。