経営情報システム H23年度 第4問

第4問

コンピュータを用いて業務データの処理を行う場合は、処理対象となるデータ量 を考慮し、業務の要求を満たす時間内に、プログラムによる処理が終了するよう配 慮する必要がある。このためには、処理速度を考慮した適切な処理方法を選択しな ければならない。プログラムによる処理方法に関する記述として最も適切なものは どれか。

  1. 売上高を変数に格納し集計処理するプログラムでは、売上高を整数の型で格納 しても、実数の型で格納しても集計処理速度は変わらない。
  2. 売上高の標準偏差を求める処理手順では、売上高の合計を求めてから売上高の 乗の合計を求める方法に比べ、売上高の合計と、売上高の乗の合計を、同じ 繰り返し処理の中で求める方法の方がプログラムの処理速度が速い。
  3. 売上高の平均を求める処理手順では、売上高データがあらかじめ大きい順また は小さい順に並べ替えられていた場合の方が、並べ替えを行っていない場合に比 べ、プログラムの平均処理速度は速い。
  4. 取引先の住所データを磁気ディスクに格納したまま検索処理をした場合も、主 記憶の配列に格納して検索処理した場合も、検索処理速度は大きくは変わらない。 ― 3― ◇M6(688―135)
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正解:

解答:イ

〔処理速度を考慮した適切な処理方法を問う問題〕

  • ア(×):整数型は実数(浮動小数点)型より演算が高速で、扱うデータ量も小さい。型によって集計処理速度は変わるため「変わらない」は誤り。
  • イ(○):標準偏差には「合計」と「2乗の合計」が必要。別々のループで2回データを走査するより、1回の繰り返しの中で両方を同時に求める方が走査回数が減り処理が速い。記述は正しい。
  • ウ(×):単純な平均(合計÷件数)は全データを1回足すだけで求まり、データが並べ替え済みかどうかは平均の計算速度に影響しない。
  • エ(×):磁気ディスクへのアクセスは主記憶(配列)へのアクセスより桁違いに遅い。検索処理速度は大きく変わるため誤り。

よって

#ハードウェア#統計・データ分析

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