第13問
ファイナンス・リースの特徴に関する説明として、最も不適切なものはどれか。
- ア 借手が支払うリース料は目的物の経済価値全体ではなく、リース期間終了後の 目的物の残存価値や不特定多数の事業者に複数回賃貸することなどを考慮して算 定される。
- イ 借手からみた場合、経済的には目的物の購入資金を融資されるのとほぼ同じ機 能をもつ。
- ウ 借手がリース契約を解約する場合には、通常、未経過リース料に相当する違約 金を支払う。
- エ 目的物を使用する借手が当該目的物の導入に際し、一度に多額の資金を必要と しないメリットがある。 ― 13― ◇M2(295―42)
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正解:ア
解答:ア
〔リード〕ファイナンス・リースは「解約不能(ノンキャンセラブル)」かつ「フルペイアウト(借手が経済的利益を実質的に享受し、コストを実質的に負担)」の2要件を満たすリース。実質的な割賦購入(資金融資)に近い。最も不適切なものを選ぶ。
- ア(×=最も不適切):本肢はオペレーティング・リースの説明。ファイナンス・リースのリース料は目的物の取得価額・付随費用のほぼ全額(フルペイアウト)を回収するよう算定される。残存価値や複数回賃貸を前提に低く設定するのはオペレーティング・リースであり、ファイナンス・リースの特徴として不適切。
- イ(○):借手にとって経済的には購入資金の融資を受けるのとほぼ同じ機能をもつ。正しい。
- ウ(○):解約不能が原則で、中途解約時は未経過リース料相当の違約金が必要。正しい。
- エ(○):一時に多額の資金を要しない点はリースのメリット。正しい。
よって最も不適切なのは ア。