第30問
物流ABC(Activity Based Costing)に関する記述として最も適切なものはどれ か。
- ア 物流ABC によるコストの算出においては、間接費の配賦を行わない。
- イ 物流ABC は、顧客別の物流サービス水準の適否の評価には活用できない。
- ウ 物流ABC を導入することにより、物流コストに影響する要因を明確化するこ とができる。
- エ 物流ABC を導入する場合、徹底して詳細なアクティビティの設定を行うべき である。 ― 16― ◇M4(295―107)
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕物流ABC(活動基準原価計算)の特徴を問う。「最も適切なもの」を選ぶ点に注意。
- ア(×):物流ABCは、従来一括計上されがちな間接費を、アクティビティ(活動)ごとにコストドライバーを用いて配賦するのが本質。間接費の配賦を行わないという記述は誤り。
- イ(×):物流ABCは活動単位でコストを把握できるため、顧客別・商品別の物流コストやサービス水準の適否評価にも活用できる。活用できないとするのは誤り。
- ウ(○):物流ABCは作業(アクティビティ)ごとにコストを把握するため、どの活動が物流コストを押し上げているかなど、コストに影響する要因を明確化できる。最も適切。
- エ(×):アクティビティを過度に詳細化すると測定・管理コストが膨大になり費用対効果が低下する。徹底して詳細に設定「すべき」とは言えず、目的に応じた適切な粒度設定が必要。誤り。
よって最も適切なものは ウ。