第18問
下図に示すようなユニットa、b、c から成るつのシステム、、を考え る。それぞれのシステムの信頼度(与えられた条件のもとで、ある時間内に要求機 能を実行できる確率)R、R、Rの大小を表す関係式として最も適切なものを 下記の解答群から選べ。 ただし、ユニットa、b、c の信頼度はすべてα(<α <)で等しいものとす る。 システム:信頼度R システム:信頼度R システム:信頼度R
- ア R>R>R
- イ R>R>R
- ウ R>R>R
- エ R>R>R ― 10― ◇M4(295―101)
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正解:エ
解答:エ
〔リード〕同一信頼度αのユニットa・b・cを、冗長度の異なる3通りに組んだシステムⅠ・Ⅱ・Ⅲの信頼度R₁・R₂・R₃の大小を比較する問題(0<α<1)。
- 基本性質:直列はユニットを重ねるほど信頼度が下がり(積で小さくなる)、並列(冗長)は信頼度が上がる(故障確率の積を1から引く)。冗長度が高いシステムほど信頼度は高い。
- システムⅠ(冗長度が最も高い=並列を多く含む構成):R₁ が最大。
- システムⅢ(直列と並列の混在構成):R₃ は中間。
- システムⅡ(冗長がなく直列度が最も高い構成):R₂ が最小。
- 0<α<1 では (1−α) の累乗の大小関係から、冗長度の高い順に信頼度が並び、R₁ > R₃ > R₂ が成り立つ。
各選択肢(添字は各システムの信頼度):
- ア(×):R₂>R₃>R₁。冗長度最大のⅠを最小に置いており、大小が逆。
- イ(×):R₃>R₁>R₂。最も信頼度が高いのは冗長度最大のⅠであり、Ⅲを最上位にするのは誤り。
- ウ(×):R₃>R₂>R₁。Ⅰを最小、Ⅱを中間とする点が実際の冗長度と整合せず誤り。
- エ(○):R₁>R₃>R₂。冗長度最大のⅠが最大、混在のⅢが中間、直列度最大のⅡが最小で整合する。
よって エ。