第16問
作業管理に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア 作業管理は、作業方法の分析・改善によって標準作業と標準時間を設定して、 この標準を維持する一連の活動である。
- イ 作業指導のつの方法であるOJT(On the Job Training)では、職場内の上司や 先輩が部下や後輩に対して、作業に必要な知識・技能・問題解決能力を日常業務 内で教育訓練する。
- ウ 作業指導を行うにあたっては、個々の作業に対する技能スキルを向上させるだ けでなく、複数の作業を担当できる作業者を養成することを考慮に入れなければ ならない。
- エ 製造現場においては、常に生産効率の向上を目指して、各作業者が独自の判断 により標準作業に工夫を施して作業を実施することが好ましい。 ― 8― ◇M4(295―99)
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正解:エ
解答:エ
〔リード〕作業管理は標準作業・標準時間を定めて「維持」する活動であり、現場が勝手に標準を変えるのは管理逸脱。最も不適切なものを選ぶ問題。
- ア(○):作業管理は作業方法の分析・改善で標準作業と標準時間を設定し、それを維持する一連の活動。定義どおりで適切。
- イ(○):OJTは職場の上司・先輩が部下・後輩に対し、日常業務の中で必要な知識・技能・問題解決能力を教育訓練する手法。記述は妥当。
- ウ(○):単一スキルの向上だけでなく、複数作業を担える多能工の養成を考慮することは、作業指導・人材育成上望ましい。適切。
- エ(×):標準作業は組織として定めた基準であり、各作業者が独自判断で勝手に工夫・変更して実施するのは標準の崩壊を招く。改善は標準化・水平展開を経て行うべきで、「好ましい」とするのは不適切。
よって エ。