第1問
生産管理において、受注生産と見込生産の分岐点であるデカップリングポイント に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア 顧客が注文をしてから製品を受け取るまでの期間を短縮できる。
- イ 在庫を置くべき適切な中間製品と、その在庫量を明確化する必要がある。
- ウ 最終製品の在庫を必要以上に持つことにより発生する、死蔵在庫(デッドス トック)を減少できる。
- エ 製品を作り始めてから完成するまでの製造期間を短くできる。
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正解:エ
解答:エ
デカップリングポイント(DP)は、見込生産(在庫引当)と受注生産(受注対応)の分岐点。DPを最終製品より上流(中間製品)に置くと、受注後の製造期間は短くなるが、上流から完成までの「製造リードタイム」そのものが短縮されるわけではない。
- ア(○):DPに中間製品在庫を持つことで、受注後はそこから組立・後加工するだけで済み、顧客への納期(注文~受取)を短縮できる。
- イ(○):DPの設計とは、どの中間製品をどれだけ在庫として持つかを明確化することそのものであり、適切。
- ウ(○):最終製品を見込で大量に持たずに済むため、需要変動による死蔵在庫(デッドストック)を減らせる。
- エ(×):DPを設けても工程数や加工内容は変わらず、製品を作り始めてから完成するまでの製造期間(製造リードタイム)が短くなるわけではない。短縮されるのは受注後の対応期間であり、製造期間ではない。
よって最も不適切なものは エ。