第13問
近年、レガシーシステムから、クライアントサーバシステムなどのオープン系シ ステムへの移行が課題となっている。その際に、両者のシステムでどのようなファ イル管理方式が使われているのかを把握することは、円滑な移行を行う上で欠くこ とができない。ファイル管理システムに関する記述として最も適切なものはどれ か。
- ア ープン系システムで使われるようになった区分編成ファイルとは、メンバー と呼ばれる複数の順編成ファイルで構成され、メンバー単位でのアクセスと格納
- イ ドレスを指定するアクセスとの両方ができる。
- ウ ープン系システムで使われるようになった順編成ファイルとは、書き込み順 で物理的に連続してレコードを記録する方式であり、格納アドレスを指定して、 直接アクセスができる。
- エ レガシーシステムではOS がレコード管理機能を持っているが、オープン系シ ステムではOS による管理はファイルシステムまでであり、各ファイル内のファ
- オ ル構造はアプリケーションが管理する。
- レガシーシステムでよく使われている可変長レコードとは、データによってレ
- ードの長さが変わるもので、固定長レコードのようにレコードの長さを示す フィールドを持たない。 ― 12― ◇M6(295―154)
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕ファイル管理方式(順編成・区分編成・レコード管理など)に関する正誤判定。
- ア(×):区分編成ファイル(メンバーと呼ぶ複数の順編成ファイルで構成)はメインフレーム(レガシー)系の編成法で、「オープン系で使われるようになった」は誤り。また区分編成は格納アドレス直接指定の任意アクセスとは異なる。
- イ(×):順編成ファイルは書き込み順に物理的に連続記録する方式で、原則として先頭から順にアクセスする。「格納アドレスを指定して直接アクセスできる」のは直接編成(ランダムアクセス)であり、順編成の説明として誤り。
- ウ(○):レガシー(メインフレーム)のOSはレコード単位の管理機能を持つが、オープン系のOSによる管理はファイルシステムまでで、各ファイル内のレコード構造はアプリケーションが管理する。正しい。
- エ(×):可変長レコードはデータによって長さが変わるため、レコード長を示すフィールド(長さ情報)を持つのが通常。「持たない」は誤り。
よって ウ。