第10問
近年の技術革新により、映像や音声を中心とするマルチメディアデータを提供す るサービスが実用化されている。マルチメディアデータには種々の形式や処理方法 が存在している。これに関する記述として最も適切なものはどれか。
- ア ンターネットラジオとは、個人や放送を専門としない企業や団体がインター ネットで各種音声コンテンツを流すサービスであるが、著作権の問題があるため に既存放送局がそのようなサービスを行っている国はない。
- イ ストリーミングとは、データをすべてダウンロードした後で自動的に再生する 方式であり、再生後データを消去すれば著作権上問題が起こらない方法である。
- ウ ビデオオンデマンドとは、ユーザが要求した時点で、映像コンテンツを配信す るサービスであるが、同時刻に多数のユーザから要求があった場合、送出サーバ や通信回線の帯域によっては、すべての要求に応えられないなどの問題がある。
- エ マルチメディアデータやソフトウェアで著作権フリーとするものがあるが、著 作権フリーと書かれている以上、制作者は著作権を放棄しており利用上の制約は ない。 ― 9― ◇M6(295―151)
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕マルチメディアデータの形式・処理方法に関する正誤判定。
- ア(×):インターネットラジオは個人・団体が音声コンテンツを配信するサービスだが、既存放送局がインターネット配信を行っている国はある(誤り)。
- イ(×):ストリーミングは「データを受信しながら逐次再生する」方式であり、「すべてダウンロードした後で再生する」のは誤り(それはダウンロード再生)。また再生後消去すれば著作権上問題がない、という説明も誤り。
- ウ(○):ビデオオンデマンド(VOD)はユーザの要求時点で映像を配信するサービス。同時刻に多数の要求があると、送出サーバや通信回線の帯域によっては全要求に応えられない問題が起こり得る。正しい。
- エ(×):「著作権フリー」と表記されていても利用条件(用途制限・改変禁止等)が付くことがあり、著作権を放棄しているとは限らない。「制約はない」は誤り。
よって ウ。