中小企業経営・中小企業政策 H22年度 第16問

第16問

中小企業地域資源活用促進法に関する下記の設問に答えよ。 (

設問1

) 中小企業地域資源活用促進法に関する記述として、最も不適切なものはどれ か。

  1. この法律における「地域」とは、自然的経済的社会的条件からみて一体である 地域である。
  2. 「地域産業資源活用事業」の事業主体は、社以上の中小企業の連携体を対象 としている。
  3. 「地域産業資源活用事業計画」の認定の申請は、都道府県知事を経由して行 う。
  4. 地域資源を不可欠な原材料とした商品を、当該資源に係る地域以外の製造業 者が生産する事業は、「地域産業資源活用事業」にはならない。 (

設問2

) 中小企業地域資源活用促進法における「地域産業資源活用事業」に該当するもの として、最も不適切なものはどれか。

  1. 地域資源である観光資源の特徴を利用して行われる役務(ツアー)の提供
  2. 地域資源である観光資源の特徴を利用して行われる商品(土産品)の開発・生 産
  3. 地域資源である工業品の生産技術を不可欠なものとして用いて行われる商品 (家具)の開発
  4. 地域資源である農産物(一次産品)の需要の開拓 ― 16― ◇M7(295―179)
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正解: 設問1 設問2

解答:設問1=イ、設問2=イ

〔リード〕中小企業地域資源活用促進法(地域資源活用法)に関する出題。地域の強み(地域産業資源)を活用した中小企業の新商品・新サービス開発を支援する制度。

設問1(最も不適切なもの)

  • ア(×=適切):「地域」は自然的経済的社会的条件からみて一体である地域、とする規定どおり。
  • イ(○=不適切):「地域産業資源活用事業」の事業主体を「2社以上の中小企業の連携体」に限るとする点が誤り。本事業は単独の中小企業も事業主体になれ、複数連携を要件とはしない。最も不適切で正解。
  • ウ(×=適切):地域産業資源活用事業計画の認定申請は都道府県知事を経由して国(経済産業局等)が認定する仕組み。適切。
  • エ(×=適切):地域資源を不可欠な原材料とする商品を当該地域以外の製造業者が生産する事業は本事業に該当しない。地域との結び付きが要件であり適切。

設問2(「地域産業資源活用事業」に該当しないもの=最も不適切)

  • ア(×=該当):地域の観光資源を活用した役務(ツアー)の提供。該当する。
  • イ(○=不適切=該当しない):地域資源である観光資源の特徴を利用して行う商品(土産品)の「開発・生産」。観光資源(自然・温泉・歴史的建造物等)は鑑賞・体験という役務には活用できるが、それを「不可欠な原材料」とする物品(土産品)の開発・生産には観光資源そのものを用いるわけではなく、地域産業資源活用事業に該当しないとされる。最も不適切で正解。
  • ウ(×=該当):地域の工業品の生産技術を不可欠なものとして用いた商品(家具)の開発。該当する。
  • エ(×=該当):地域資源である農産物(一次産品)の需要開拓。該当する。

よって 設問1=イ、設問2=イ

#商業・地域振興

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