中小企業経営・中小企業政策 H22年度 第12問

第12問

中小企業が抱える経営課題を解決する方策のつとして、既存の取引関係の有無 にこだわらず、自社の独立性を確保しつつ、異業種の中小企業と各々の強みを活か したゆるやかな連携関係を構築することが有効であると考えられる。新事業展開を 目指す中小企業が、自社単独で事業活動を進める場合と比較して、こうしたゆるや かな連携による事業活動を進めることで期待できるメリットとして、最も不適切な ものはどれか。

  1. 経営資源の相互補完が図れること。
  2. 受発注の機会が増加すること。
  3. 利害調整コストが発生しないため効率的に活動できること。
  4. リスクの分散を図れること。
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正解:

解答:ウ

〔リード〕異業種中小企業の「ゆるやかな連携」によって、単独で事業を行う場合と比べ期待できるメリットとして最も不適切なものを選ぶ。連携は複数主体が関わるため利害調整コストはむしろ発生する。

  • ア(×=適切):各社の強みを持ち寄り経営資源の相互補完が図れる。連携の代表的メリット。
  • イ(×=適切):連携先のネットワークを通じ受発注の機会が増加する。期待できる。
  • ウ(○=不適切):「利害調整コストが発生しないため効率的に活動できること」。複数の独立した中小企業が連携する以上、意思決定・利害調整のコストはむしろ発生する。「発生しない」とする本肢は誤りで、最も不適切。これが正解。
  • エ(×=適切):複数主体で取り組むことで投資・事業リスクの分散が図れる。期待できる。

よって

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