中小企業経営・中小企業政策 H22年度 第10問

第10問

次の文章の空欄A~Cに入る最も適切な語句の組み合わせを下記の解答群から選 べ。 中小企業の経営を見ると、いくつかの特徴を指摘することができる。第は保有 する経営資源が、ぜい弱なことである。第は中小規模がゆえに存立可能な事業分 野が限定されることである。必要資本量が A で、需要の B が大き く規模の経済が働きにくい分野ほど、中小企業の存立可能性は高くなる。第は組 織としての能力が弱いことから、 C 個人の能力への経営面の依存度が高い ことである。

  1. A:少 額 B:均質性 C:経営者
  2. A:少 額 B:均質性 C:従業員
  3. A:少 額 B:不均質性 C:経営者
  4. A:多 額 B:均質性 C:経営者
  5. A:多 額 B:不均質性 C:従業員 ― 11― ◇M7(295―174)
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正解:

解答:ウ

〔リード〕中小企業が存立しやすい事業分野の条件を問う。必要資本量が「少額」で、需要の「不均質性」が大きく規模の経済が働きにくい分野ほど中小企業の存立余地が大きい。また組織能力が弱いため「経営者」個人の能力への依存度が高い。A=少額、B=不均質性、C=経営者。

  • ア(×):B=均質性が誤り。需要が均質だと大量生産・規模の経済が働き大企業有利となる。中小企業の存立は需要の不均質性が大きい分野で高まる。
  • イ(×):B=均質性、C=従業員ともに誤り。経営面の依存先は経営者個人。
  • ウ(○):A=少額、B=不均質性、C=経営者。少額資本で参入でき、需要が多様で規模の経済が働きにくい分野ほど中小企業の存立可能性が高い。経営は経営者個人の能力に依存する。すべて整合し正しい。
  • エ(×):A=多額が誤り。多額の必要資本量は大企業有利の条件。
  • オ(×):A=多額、C=従業員が誤り。

よって

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