第23問
商圏に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア ある地域の消費者が、ある商業集積へ買い物に行く確率を求める公式として 「ハフ・モデル」がある。
- イ 一般的に、買回品を扱う小売業の商圏より、最寄品を扱う小売業の商圏の方が 狭い。
- ウ 商圏を把握するために類似商圏をいくつか選ぶ公式として、「ライリー・コン バースの法則」がある。
- エ 商店街の診断などで行われる商圏調査では、商圏は次商圏、次商圏、次 商圏・影響圏などに分けられる。
- オ 通信販売やインターネットを通じた電子商取引は、従来の商圏という概念に制 約されない。 ― 12― ◇M4(557―101)
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕商圏は店舗・商業集積が顧客を吸引する地理的範囲。確率モデルとしてハフ・モデル、商圏の分岐点を求める法則としてライリーの法則・ライリー&コンバースの法則がある。
- ア(○):ハフ・モデルは、売場面積と距離(時間距離)から、ある地域の消費者が特定の商業集積へ買い物に行く「確率」を求めるモデル。正しい。
- イ(○):最寄品(食料品等、日常的・近距離で購入)の商圏は狭く、買回品(衣料・家具等、比較購買される)の商圏は広い。正しい。
- ウ(×):ライリー&コンバースの法則は、2つの都市間で商圏の「分岐点(境界)」を求める公式であり、「類似商圏をいくつか選ぶ公式」ではない。これが最も不適切。
- エ(○):商圏調査では、来街者比率等に応じて1次商圏・2次商圏・3次商圏(影響圏)などに区分する。正しい。
- オ(○):通信販売やインターネットによる電子商取引は、地理的な商圏概念に制約されない。正しい。
よって ウ。