第10問
複数の組立作業を複数の作業者で行う生産方式に関する記述として、最も不適切 なものはどれか。
- ア 人生産方式では、ライン生産方式よりも高い能力の作業者が必要である。
- イ 人生産方式は、作業数が少なく、作業時間の変動が大きい場合に有効であ る。
- ウ ライン生産方式では、工程間在庫が工程間負荷のアンバランスを吸収するのに 有効である。
- エ ライン生産方式では、ラインバランシングが生産効率の向上に重要である。 ― 4― ◇M4(557―93)
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕「1人生産方式(1人完結型・セル生産的)」と「ライン生産方式」の特徴を比較する設問(文字化けの「○人」は「1人」と読む)。
- ア(○):1人生産方式は1人で複数(多数)の組立作業を完結するため、多能工的で高い能力をもつ作業者が必要となる。ライン生産方式より高い能力が求められる。妥当。
- イ(○):1人生産方式は、作業数が少なく作業時間の変動が大きい(需要変動・品種変動が大きい)場合に、ライン編成し直しが不要で柔軟に対応でき有効。妥当。
- ウ(×):ライン生産方式は各工程を同期化(タクト同期)して流すのが基本であり、工程間在庫を持たないことを志向する。工程間負荷のアンバランスはラインバランシングで解消すべきもので、「工程間在庫で吸収するのが有効」とするのは不適切。
- エ(○):ライン生産方式では、各工程の作業時間を均等化するラインバランシングが、編成効率(生産効率)の向上に重要。妥当。
よって ウ。