第1問
次の資料に基づいて、支店独立会計制度における未達事項整理後の支店勘定残高 の計算式として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:円)。 未達事項整理前の支店勘定残高 202,000円(借方) 未達事項 本店から支店へ発送した商品98,000円 支店から本店への60,000円の送金 支店の売掛金162,000円の本店による回収 本店の販売費21,000円の支店による立替え払い
- ア 202,000-162,000+60,000
- イ 202,000-98,000+162,000
- ウ 202,000-60,000-21,000
- エ 202,000+21,000+98,000
▼ 解答・解説を見る
正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕 本問は本店側の「支店勘定」(借方残高202,000円)に、未達事項を反映させて整理後残高を求める問題。支店勘定は本店が支店に資産を送れば借方に増え、支店が本店のために支出・送金すれば貸方に減る。未達事項のうち「本店の帳簿(支店勘定)」で未記帳のものだけを調整する。
- 本店から支店へ発送した商品98,000円(×):これは本店がすでに「支店勘定 借方」に計上済みで、未達なのは支店側の本店勘定。本店の支店勘定残高には影響しない。
- 支店から本店への送金60,000円(◯/減算):支店が本店へ送金 = 本店から見れば支店からの回収。本店未記帳なので支店勘定を −60,000。
- 支店の売掛金162,000円の本店による回収(×):本店が支店に代わり回収。これは支店側(本店勘定)の調整事項で、本店の支店勘定残高には影響しない。
- 本店の販売費21,000円の支店による立替払い(◯/減算):支店が本店の費用を立替 = 本店は支店に債務を負う。本店未記帳なので支店勘定を −21,000。
したがって整理後残高 = 202,000 − 60,000 − 21,000 = 121,000円。
- ア(×):202,000−162,000+60,000。回収162,000は本店側調整項目でなく、符号も誤り。
- イ(×):202,000−98,000+162,000。発送98,000・回収162,000はいずれも本店の支店勘定に影響しない。
- ウ(◯):202,000−60,000−21,000。本店未記帳の送金と立替払いのみを正しく減算。
- エ(×):202,000+21,000+98,000。符号・対象とも誤り。
よって ウ。