第39問
ターンアラウンド型取引業務に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア ンラインの発注データが取引先で複写式の統一伝票に印字され、その内容が 仕入伝票として小売業に帰ってくることをターンアラウンドという。
- イ 月次の代金決済時に自社・取引先双方で売掛と買掛に相違がなくなることか ら、請求を省略することができる取引形態のことである。
- ウ 出荷、受領、請求、支払などのデータ間の連携が可能になり、決済段階での不 照合が生じた場合の原因追求ができる仕組みである。
- エ 商品が販売された時点で所有権が移転すると同時に債権・債務が発生する取引 形態であることから、取引情報を交換する必要がない取引形態のことである。
- オ 発注時に小売業が指定した取引番号をもとに、納品数量や受領情報が共有され ることにより、請求・支払業務の効率化・正確化を図ることができる取引形態の ことである。 ― 21― ◇M4(743―112)
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正解:エ
解答:エ
〔リード〕ターンアラウンド型取引業務(発注データが取引番号で出荷・受領・請求・支払まで連携・回帰する仕組み)を問う。「最も不適切」を選ぶ。
- ア(○):オンライン発注データが取引先で統一伝票に印字され、それが仕入伝票として小売業へ「帰ってくる(ターンアラウンド)」という説明は正しい。
- イ(○):双方で売掛・買掛が一致するため請求を省略できる取引形態を実現しうる。正しい。
- ウ(○):出荷・受領・請求・支払のデータが連携し、不照合時に原因追求できる仕組みである。正しい。
- エ(×):本肢は商品販売時点で所有権移転・債権債務が発生し「取引情報を交換する必要がない」とするが、これは消化仕入的な説明であり、取引番号でデータを連携・交換することを本質とするターンアラウンド型の趣旨に反する。これが最も不適切。
- オ(○):発注時に小売業が指定した取引番号をもとに納品・受領情報を共有し、請求・支払業務を効率化・正確化する。正しい。
よって エ。