第36問
商品予算策定に関する算出数値として、最も不適切なものはどれか。
- ア 月計画売上高5,000万円、前年月実績売上高3,000万円、前年月実績月 初在庫高4,500万円の場合に、在庫高対売上高比率法によって月初計画在庫高を 算出すると7,500万円になる。
- イ 原価が800円、売価値入率が20%の場合の値入額は、160円である。
- ウ 原価値入率が150%のとき、売価値入率は60%である。
- エ 当月売上高予算4,500万円、年間売上高予算30,000万円、年間予定商品回転 率が回転である場合に、基準在庫法によって月初適正在庫高を算出すると 7,000万円になる。 ― 19― ◇M4(743―110)
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正解:イ
解答:イ
〔リード〕商品予算(在庫・値入)の計算問題。「最も不適切(=計算が誤っている)」を選ぶ。
- ア(○):在庫高対売上高比率法では、月初計画在庫=当月計画売上×(前年同月の月初在庫÷前年同月売上)。=5,000×(4,500÷3,000)=5,000×1.5=7,500万円。記述どおりで正しい。
- イ(×):売価値入率20%なら売価=原価÷(1−0.2)=800÷0.8=1,000円。値入額=1,000−800=200円。記述の「160円」は誤り(160円は原価800円に20%を単純に掛けた計算で、売価値入率の定義に反する)。これが最も不適切。
- ウ(○):売価値入率=原価値入率÷(1+原価値入率)=1.5÷2.5=0.6=60%。正しい。
- エ(○):基準在庫法では、月初適正在庫=当月売上予算+(平均在庫高−月平均売上高)。平均在庫=年間売上÷回転率=30,000÷6=5,000、月平均売上=30,000÷12=2,500。よって4,500+(5,000−2,500)=7,000万円。正しい。
よって イ。