運営管理 H20年度 第25問

第25問

サプライチェーンマネジメントにおいて、ブルウィップ効果の抑制は重要であ る。サプライチェーンにおけるブルウィップ効果について、最も不適切なものはど れか。

  1. VMI(Vendor Managed Inventory)の導入は、購入者側の在庫リスクの削減に は効果があるが、ブルウィップ効果の抑制には直接的には効果がない。
  2. 卸売業が、小売業のPOS データを自らの在庫管理に活用すると、ブルウィッ プ効果はある程度抑制できる。
  3. 卸売業が、複数の小売店舗からの受注を曜日指定などのスケジュール発注に よって平準化すると、ブルウィップ効果の発生をある程度抑制できる。
  4. サプライチェーンの各段階で予測に基づき在庫に関する意思決定をすると、ブ ルウィップ効果が発生する。
  5. サプライチェーンの各段階の調達リードタイムがゼロの場合、原理的にはブル
  6. ィップ効果は発生しない。
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正解:

解答:ア

〔リード〕ブルウィップ効果(最終需要の小さな変動が川上ほど増幅される現象)の抑制策を問う。「最も不適切」を選ぶ。

  • ア(×):VMIはベンダー(供給側)が小売の在庫・販売情報を把握して補充を管理する仕組みで、需要情報の共有・発注変動の抑制を通じてブルウィップ効果の抑制に直接的に効果がある。「直接的には効果がない」とする本肢が最も不適切。
  • イ(○):卸が小売のPOSデータ(実需要情報)を活用すれば、需要の見えにくさが解消され、増幅をある程度抑制できる。正しい。
  • ウ(○):スケジュール発注による平準化は注文のバッチ化に伴う変動を減らし、ブルウィップ効果をある程度抑制できる。正しい。
  • エ(○):各段階が独立に予測して在庫を決定すると需要の不確実性が積み重なり、ブルウィップ効果が発生する。正しい。
  • オ(○):調達リードタイムがゼロなら需要変動への安全在庫やバッチ化が不要となり、原理的に増幅は起こらない。正しい。

よって

#資材・在庫管理#商品コード・流通情報

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