第15問
ナノテクノロジーに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア 大きなものを加工して、ナノメータのサイズの構造物あるいはナノメータの精 度で構造物を作っていく技術は、トップダウンのナノテクノロジーと呼ばれてい る。
- イ 原子や分子を積み重ねて、ナノメータの精度で制御された新しい材料やデバイ スを作る技術は、ボトムアップのナノテクノロジーと呼ばれている。
- ウ ナノテクノロジーの分野で、生物学と工学の融合を図り、新しい分野の新しい 産業を創出していく技術は、バイオインフォマティクスと呼ばれている。
- エ ナノメータは、10億分の1メータを示す長さの単位である。 ― 7― ◇M4(743―98)
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕ナノテクノロジーは10⁻⁹m(ナノメータ)レベルで物質を扱う技術。大きい物を削る「トップダウン」と、原子・分子を積み上げる「ボトムアップ」がある。
- ア(○):大きなものを加工してナノサイズ・ナノ精度の構造物を作る技術はトップダウンのナノテクノロジー。正しい。
- イ(○):原子や分子を積み重ねてナノ精度で材料・デバイスを作る技術はボトムアップのナノテクノロジー。正しい。
- ウ(×):生物学と工学を融合し新産業を創出する技術は「バイオインフォマティクス」ではなく、ナノバイオテクノロジー(ナノバイオ)等と呼ぶべきもの。バイオインフォマティクスは生物情報をコンピュータで解析する情報科学分野で、記述が誤り。よって最も不適切で正解。
- エ(○):ナノメータは10億分の1(10⁻⁹)メータ。正しい。
よって ウ。