第9問
次の文章の空欄AとBに入る最も適切な語句の組み合わせを下記の解答群から選 べ。 中小企業の資金繰りにとって、企業間信用(手形、掛取引)は大きな役割を果たし ている。例えば、財務省「法人企業統計年報」によれば、2005年における中小企業 (資本金億円未満の製造業)の総資産に対する企業間信用割合(支払手形+買掛金 総資産 × 100)は16.2%である。これは、同じく総資産に対する短期借入金比率(短期借入金 総資産 ×100)と比べて、 A 。 また、企業間信用割合の内訳別推移や手形交換の推移を見ると、このところ支払 手形での代金決済が B 傾向にあることがうかがえる。こうした手形取引の B は、中小企業の資金繰りにも少なからず影響を及ぼすものと考えられ る。
- ア A:高 い B:減 少
- イ A:高 い B:増 加
- ウ A:低 い B:減 少
- エ A:低 い B:増 加 ― 9― ◇M7(743―169)
▼ 解答・解説を見る
正解:ア
解答:ア
〔リード〕Aは「企業間信用割合(16.2%)と短期借入金比率との大小」、Bは「支払手形決済の趨勢」。
-
A:高い:中小製造業の総資産に対する企業間信用割合(支払手形+買掛金)は短期借入金比率を上回り、企業間信用は中小の資金繰りで大きな役割を果たす。
-
B:減少:手形交換高は趨勢的に減少し、支払手形での代金決済は減少傾向。電子化や現金・振込決済への移行による。
-
ア(○):A高い/B減少。上記に整合。
-
イ(×):B増加が誤り(手形決済は減少)。
-
ウ(×):A低いが誤り(企業間信用の方が高い)。
-
エ(×):A低い・B増加とも誤り。
よって ア。