第24問
コンサルティング会社を使って、当社の製品やサービスについて満足度や評価の
- ア ンケート調査を実施した。20の質問をリッカート尺度(段階尺度で、=全く 違うと思う、=いずれとも言えない、=全くそう思う)により計測した。この データを因子分析法により分析する。これについて最も適切なものはどれか。
- イ 因子分析により、多数の因子を抽出することができる。25程度の因子を抽出 することも可能である。
- ウ 固有値が以下の因子を残すべきである。
- エ 質問変数間の関係は線形であることが前提である。
- オ 抽出される因子は、データ中に異常値があってもこれに影響されない。 ― 21― ◇M6(023―152)
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正解:ウ
解答:ウ
リッカート尺度で計測したアンケートデータを因子分析(多数の観測変数の背後にある少数の共通因子を抽出する手法)で分析する際の留意点を問う問題。
- ア(×):因子分析は多数の変数を少数の共通因子に縮約する手法であり、20問程度の質問から25もの因子を抽出するのは目的に反する(変数より多い因子は意味をなさない)。誤り。
- イ(×):因子数の決定基準(カイザー基準)では一般に固有値が1「以上」(1より大きい)因子を残す。「1以下の因子を残すべき」は逆であり誤り。
- ウ(○):因子分析は観測変数と因子の関係を線形モデルで表すため、質問変数間の関係が線形であることを前提とする。正しい。
- エ(×):因子分析は相関(共分散)に基づくため異常値(外れ値)の影響を受ける。「異常値があっても影響されない」は誤り。
よって ウ。