経営情報システム H19年度 第20問

第20問

社内のIT 技術者を育成・確保する上で、IT 技術者の公的なIT スキル標準(IT Skill Standard:ITSS)が参考になる。これについて最も適切なものはどれか。

  1. IT 技術者の公的スキル標準ではすべての職種でエントリレベルからハイレベ ルまで規定されているので、これに沿ってその職種内でレベルアップを図るべき である。
  2. IT 技術者の公的スキル標準にある職種を社内ですべてそろえるべきである。
  3. 目標人材モデルはIT 技術者の公的スキル標準を参照して、独自のものを策定 すべきである。
  4. 目標人材モデルは情報システム部門が現状の業務分析から策定すべきである。 ― 18― ◇M6(023―149)
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:ウ

ITスキル標準(ITSS:経済産業省が策定したIT人材のスキル体系)の活用に関する問題。ITSSは共通の物差しとして「参照」するものであり、自社の事情に合わせて取捨選択・カスタマイズして使うのが妥当。

  • ア(×):ITSSは多くの職種でレベルを規定するが、それに機械的に沿って全職種でレベルアップを図るべきとは限らない。自社に必要な職種・レベルを選ぶべきで、画一的適用は不適切。
  • イ(×):ITSSの全職種を自社で揃える必要はない。自社の事業・規模に必要な職種に絞るのが現実的で、全部揃えるべきとするのは不適切。
  • ウ(○):目標人材モデルはITSSを参照しつつ、自社の事情に合わせた独自のものを策定すべき。標準を物差しとして活用する正しい姿勢で適切。
  • エ(×):現状の業務分析のみから策定すると、客観的・体系的な基準を欠く。ITSSという公的標準を参照すべきで、現状分析だけに依拠するのは不適切。

よって

#経営情報・IT戦略

← 経営情報システムの一覧へ戻る