第10問
コンピュータシステムによる処理に関する次のa~dの記述と、その記述を表す 用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 a コンピュータシステムの単位時間当たりに処理される仕事の量を表す用語で、 単位時間当たりに処理できる命令数や通信回線の実効転送量などに依存する。 b コンピュータシステムに対して指示した処理とは直接関係のない、コンピュー タシステム全体にかかわる制御や管理にコンピュータ資源が使われること。 c コンピュータシステムに対して、端末からある処理の処理要求を開始した時点 から、その結果の出力が終わるまでの時間のこと。 d コンピュータシステムに対して、端末からある処理の処理要求を出し終えた時 点から、その応答が始まるまでの時間のこと。
- ア a:bps b:マルチタスク c:レスポンスタイム d:サイクルタイム
- イ a:FLOPS b:マルチスレッド c:サイクルタイム d:アクセスタイム
- ウ a:MIPS b:スループット c:アクセスタイム d:ターンアラウンドタイム
- エ a:スループット b:オーバーヘッド c:ターンアラウンドタイム d:レスポンスタイム ― 11― ◇M6(023―142)
▼ 解答・解説を見る
正解:エ
解答:エ
性能・応答時間に関する用語の対応問題。
-
a:単位時間当たりに処理される仕事の量=スループット。
-
b:指示した処理とは直接関係しない、システム全体の制御・管理に資源が使われること=オーバーヘッド。
-
c:処理要求を開始した時点から結果の出力が終わるまでの時間=ターンアラウンドタイム。
-
d:処理要求を出し終えた時点から応答が始まるまでの時間=レスポンスタイム。
-
ア(×):bpsは通信速度の単位で仕事量全般の用語ではなく、cのレスポンスタイム・dのサイクルタイムも定義と合わない。
-
イ(×):FLOPSは浮動小数点演算性能の単位でaの定義と一致せず、c・dの対応も誤り。
-
ウ(×):MIPSは命令実行速度の単位でaのスループットとは別概念。bのスループット、cのアクセスタイム等、対応がずれている。
-
エ(○):a=スループット、b=オーバーヘッド、c=ターンアラウンドタイム、d=レスポンスタイムで各定義と完全に一致する。
よって エ。