組織論
コンフリクト
Conflict
概要
組織内で個人やグループの間に生じる対立や葛藤。
詳細解説
コンフリクトとは、組織内の個人間・グループ間で目標・利害・価値観の違いから生じる対立や葛藤のことである。伝統的にはコンフリクトは回避すべきものとされたが、現代ではある程度の建設的コンフリクトは組織の活性化に有効とされる。
コンフリクトの解消方法には、競争・協調・妥協・回避・適応の5つのスタイルがある。タスクコンフリクト(課題に関する対立)は建設的だが、リレーションシップコンフリクト(人間関係の対立)は組織に悪影響を及ぼしやすい。
試験対策のポイント
- 暗記必須:コンフリクト=組織内の対立。かつては悪とされたが、適度なコンフリクトは活性化につながるという見方(コンフリクトの逆U字)が主流。
- 頻出ポイント:対処方法(トーマス)=競争・協調(統合)・妥協・回避・受容(適応)の5類型。自己主張と協調性の2軸で分類。
- 関連づけ:協調(Win-Win)が理想的な統合的解決とされる。コンフリクトが全くないと組織は沈滞する。
事例・具体例
営業部門と製造部門のコンフリクト(納期vs品質)は、適切に管理すれば製品・サービスの改善につながるが、放置すると部門間の壁が生じ業務効率が低下する。
提唱者・関連学者
トーマスとキルマンがコンフリクト対処の5つのスタイルを体系化した。ロビンスがコンフリクトの機能的・逆機能的側面を論じた。