簿記・会計原則
減価償却
Depreciation
概要
固定資産の取得原価を耐用年数にわたって費用として配分する手続き。
詳細解説
減価償却とは、建物・機械・車両などの有形固定資産の取得原価を、その資産の使用可能期間(耐用年数)にわたって計画的・規則的に費用配分する手続きである。
主な方法として定額法と定率法がある。定額法は毎期均等額を償却し、定率法は未償却残高に一定率を乗じて計算するため初期に多額の償却費が計上される。
試験対策のポイント
- 暗記必須:定額法=(取得原価-残存価額)÷耐用年数。毎期一定額を償却する。
- 頻出ポイント:定率法=期首未償却残高(帳簿価額)×償却率。初期の償却額が大きく、年々逓減する。同じ資産でも初年度は定率法の方が費用が大きい。
- ひっかけ注意:定額法は取得原価ベース、定率法は帳簿価額(未償却残高)ベースで計算する点を混同しない。土地は減価償却しない。
事例・具体例
取得原価100万円、耐用年数5年、残存価額ゼロの場合、定額法では毎期20万円の減価償却費を計上する。