マクロ経済学
限界消費性向
Marginal Propensity to Consume
概要
所得が1単位増加したときに消費が増加する割合。0<MPC<1。
詳細解説
限界消費性向(MPC)とは、所得が1単位増加した場合に、そのうちどれだけが消費に回されるかを示す比率である。ケインズの消費関数C=C₀+cYにおけるcがこれに当たる。
限界消費性向は0より大きく1より小さい値をとる。残りの1-cは限界貯蓄性向(MPS)であり、MPC+MPS=1が成立する。限界消費性向の大きさは乗数効果の大きさを決定する重要な要因である。
試験対策のポイント
- 暗記必須:0<MPC<1。限界消費性向c+限界貯蓄性向s=1(MPC+MPS=1)。
- 頻出ポイント:乗数の大きさを決める最重要パラメータ。cが大きいほど乗数は大きくなる。
- ひっかけ注意:「限界消費性向」と「平均消費性向」を混同しないこと。限界は増分の割合、平均は総額に対する割合。