マクロ経済学
IS曲線
IS Curve
概要
財市場の均衡(投資=貯蓄)を満たす利子率と国民所得の組合せを示す曲線。
詳細解説
IS曲線は、財市場が均衡する(投資I=貯蓄S)ような利子率と国民所得の組合せの軌跡である。縦軸に利子率、横軸に国民所得をとると、右下がりの曲線として描かれる。
利子率が低下すると投資が増加し、乗数効果を通じて国民所得が増大するため、右下がりとなる。政府支出の増加や減税はIS曲線を右方にシフトさせ、増税や政府支出の削減は左方にシフトさせる。
試験対策のポイント
- 暗記必須:IS曲線は財市場の均衡(I=S)を表し、右下がり。利子率↓→投資↑→所得↑。
- 頻出ポイント:傾きは投資の利子弾力性で決まる。投資が利子に敏感ほど水平に近く、財政政策が効きにくくなる。
- ひっかけ注意:政府支出増・減税はIS曲線を右シフト、増税・政府支出減は左シフト。利子率変化は曲線上の移動。
提唱者・関連学者
ジョン・ヒックスが1937年にIS-LMモデルの一部として提示した。