🏠 総合トップ 中小企業診断士2次試験 フレームワーク集 事例Ⅳ(財務・会計)
投資の意思決定

正味現在価値法(NPV)

Net Present Value

概要

投資が生む将来CFを現在価値に割り引き、投資額を差し引いて採算を判断するフレーム。

構成要素・解説

NPV=将来CFの現在価値合計 − 初期投資。NPV>0なら採算あり、複数案ならNPV最大の案を選ぶ。貨幣の時間価値を考慮する最も理論的な投資評価法である。

各年のキャッシュフロー算定では、減価償却費を足し戻す(または節税効果を加える)処理が鍵。割引率には資本コスト(WACC)を用いる。

使い所(どんな設問・場面で使うか)

  • 使う場面:設備投資・新規事業の採算判断、複数投資案の比較。
  • 判定:NPV>0で採算あり。複数案は最大NPVを選択。
  • 注意:減価償却の節税効果(税×減価償却費)をCFに反映。

活用例(与件・事例での使い方)

初期投資1,000・年CF300(5年)・割引率10% → 300×年金現価係数3.791≒1,137、NPV=137>0で採算ありと判断。