投資の意思決定
正味現在価値法(NPV)
Net Present Value
概要
投資が生む将来CFを現在価値に割り引き、投資額を差し引いて採算を判断するフレーム。
構成要素・解説
NPV=将来CFの現在価値合計 − 初期投資。NPV>0なら採算あり、複数案ならNPV最大の案を選ぶ。貨幣の時間価値を考慮する最も理論的な投資評価法である。
各年のキャッシュフロー算定では、減価償却費を足し戻す(または節税効果を加える)処理が鍵。割引率には資本コスト(WACC)を用いる。
使い所(どんな設問・場面で使うか)
- 使う場面:設備投資・新規事業の採算判断、複数投資案の比較。
- 判定:NPV>0で採算あり。複数案は最大NPVを選択。
- 注意:減価償却の節税効果(税×減価償却費)をCFに反映。
活用例(与件・事例での使い方)
初期投資1,000・年CF300(5年)・割引率10% → 300×年金現価係数3.791≒1,137、NPV=137>0で採算ありと判断。