概要

情報セキュリティ管理基準とは、経済産業省が策定した、組織が情報セキュリティ管理を行う際の実践規範であり、情報セキュリティ監査における判断の尺度(ものさし)となる基準です。

「情報セキュリティ監査制度」とセットで用いられ、監査人が「組織のセキュリティ対策が適切か」を評価する際の基準として機能します。国際規格JIS Q 27002(管理策の実践規範)と整合した内容になっています。

詳細(監査基準との関係)

情報セキュリティ監査制度では、2つの基準が用いられます。

基準役割
情報セキュリティ管理基準被監査側が実施すべき管理策の実践規範=監査の判断尺度
情報セキュリティ監査基準監査人が監査を行う際の行為規範(どう監査するか)。
情報セキュリティ管理基準のキーワードは「監査の判断尺度(管理策の実践規範)」。管理基準=何を実施すべきか/監査基準=どう監査するかの違いが頻出です。

JIS Q 27002との関係

「ISMSの認証基準=JIS Q 27001」「管理策のガイドライン=JIS Q 27002/情報セキュリティ管理基準」と整理すると、規格・基準の役割分担が見えてきます。監査の尺度として使われる点が特徴です。

関連例

情報セキュリティ監査では、組織の対策が管理基準に照らして十分かを点検します。例えば、アクセス管理やログ管理が基準を満たしていない場合、是正が勧告されます。客観的な尺度があることで、対策の抜け漏れを発見しやすくなります。

試験での問われ方