概要

JIS Q 27000シリーズとは、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に関する一連の日本産業規格(JIS)の総称です。国際規格であるISO/IEC 27000シリーズを日本語化・国内規格化したもので、ISMSを構築・運用するための基準を体系的に定めています。

シリーズの中でも、用語を定義する27000、要求事項を定める27001、実践のガイドラインである27002が中心です。番号ごとに役割が異なる点を理解することが重要です。

詳細(主な規格)

規格役割
JIS Q 27000ISMSの用語・概要を定義する入口。
JIS Q 27001ISMSの要求事項認証の基準となる中心規格。
JIS Q 27002管理策の実践規範(ガイドライン)。具体的な対策のベストプラクティス。
JIS Q 27017 などクラウドサービスなど分野別の管理策ガイドライン。
JIS Q 27000シリーズのキーワードは「27000=用語」「27001=要求事項(認証基準)」「27002=実践規範(ガイドライン)」。特に27001と27002の役割の違いが最頻出です。

ISOとの関係・活用

「ルール(要求事項=27001)を満たすために、ガイドライン(27002)を参考に具体策を実施する」という関係です。ISMSISMS適合性評価制度とセットで理解しましょう。

関連例

多くの企業がJIS Q 27001に基づきISMSを構築し、ISMS認証を取得しています。クラウド事業者は27017などの分野別ガイドラインも参照します。規格群は国際標準と整合しているため、グローバルな取引でも通用する信頼の基盤となります。

試験での問われ方