情報セキュリティマネジメント試験 科目A 重要キーワード解説
ログ管理とは、システムやネットワーク機器が記録する操作・通信・アクセスの記録(ログ)を、適切に取得・保管・分析する取り組みです。ログは、不正の検知、インシデントの原因追跡、責任追跡性(誰が何をしたか)の確保に不可欠です。
多数の機器から大量に出るログを集約し、相関分析して脅威を検知する仕組みがSIEM(Security Information and Event Management)です。SOCによる監視の中核を担います。
| ログの種類 | 例 |
|---|---|
| アクセスログ | いつ・誰が・どの資源にアクセスしたか。 |
| 操作ログ | ファイル操作・設定変更などの操作履歴。 |
| 通信ログ・認証ログ | 通信記録、ログインの成功/失敗。 |
SIEMは、これらのログを一元的に集約し、複数の機器のログを相関分析することで、単体では見えない攻撃の兆候を検知します。
情報漏えいやインシデントの調査では、ログが原因究明・影響範囲特定の決め手になります。逆にログを取得・保管していないと、「何が起きたか分からない」という事態に陥ります。内部不正の抑止にも、操作が記録されていること自体が効果を持ちます。