この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。
第15問
論点:オプション取引の性質
オプション取引に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア コール・オプションの買い手の損失は、原資産価格の下落に応じて無限に拡大する。
- イ 他の条件が一定であれば、原資産の価格変動性が高いほどコール・オプションの価値は低くなる。
- ウ プット・オプションの買い手は、原資産価格が権利行使価格を下回るほど利益が大きくなる。
- エ オプションの時間的価値は、満期日に近づくほど大きくなる。
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正解:ウ
解答:ウ
オプション取引の損益特性と価値に関する問題。買い手の損失はプレミアムに限定されること、ボラティリティが高いほど価値が上がること、時間的価値は満期に近づくほど減少することを押さえる。
- ア(×):コール・オプションの買い手は権利を放棄できるため、損失は支払ったプレミアムまでに限定される。無限に拡大しない。
- イ(×):価格変動性(ボラティリティ)が高いほど大きく値上がりする可能性が増すため、コール・オプションの価値は高くなる。
- ウ(○):プット・オプション(売る権利)の買い手は、原資産価格が権利行使価格を下回るほど利益が大きくなる。正しい。
- エ(×):時間的価値は満期までの期待を表すため、満期日に近づくほど減少する(満期にはゼロになる)。
よって ウ。
なぜこの論点を予想したか
過去19年の出題実績ではデリバティブは19年で延べ30回とほぼ毎年出る枠で、R07でも先渡・先物とスワップの2問が出題された。オプションの損益特性・価値の構成要因は、先物・スワップと並ぶデリバティブの定番論点であり、出題可能性が高い。